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経営戦略3:お客様に提供する価値とは
 
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●ここまでの流れ

ここまでは、

経営戦略は、大別して、低コスト戦略と差別化戦略になる。

差別化戦略とは、お客様に、より良い価値を提供すること

という流れで進んできた。

そして、このページは、では「より良い価値」とは一体何か、ということについて解説していく。

 

●価値を決めるのはお客様

価値、とは、お客様にとっての価値であり、売り手にとっての価値ではない。売り手にとってはいかに大変な思いをして作ったこだわりの製品、素材、製法などでも、それがお客様にとって意味がないことであれば、それは「価値」にはならない。

価値があるかどうかを決めるのは、お客様だ。これも単純なことだ。従って、お客様にとっての価値が価値であって、あなたにとっての価値は、お客様にはどうでもいいことだ。

あなたが大変な思い入れ・こだわりを入れることが重要でないと言っているわけではない。あなたにとって大変な思いをしてつくった、ということが、お客様にとって重要であれば、それは立派な価値になるし、それを評価しないお客様にとっては、価値にならない、ということだ。

 

●価値、とは具体的に何か?

価値の種類は、細かく見ていけば、お客様の分だけある。いや、一人のお客様が幾通りもの価値を欲するから、無限に近い数になる。

しかし、価値、とは、自分が欲しいモノであるから、煎じ詰めて言えば、人間の欲求・欲望である。これには、実はそんなに種類はない。

1)生存欲求 : 生理的なニーズ 基準は身体的快楽
2)社会欲求 : 他人との関係ニーズ 基準は他人の評価

3)自己欲求 : 自分自身で完結するニーズ 基準は自己満足

の3つだ。平たく言えば、

・生き延びたい、ラクをしたい
・みんなに認められたい、名誉・ステータスが欲しい
・自分のしたいことをしたい

という3つだ。この3つに行き着いた過程にご興味がある方はこちらへどうぞ。学問的にもそこそこ検証されているが、実践で使う分には、学問的な厳密性は別に不要なのでお読みいただく必要もない。

 

●お客様は、欲求充足を買っている

お客様は、製品・サービスに対してお金を払うのではなく、価値にお金を払う。その価値とは、

1)生き延びたい、ラクをしたい
2)みんなに認められたい、名誉・ステータスが欲しい
3)自分のしたいことをしたい、楽しみたい

のどれかしかない。

そうであれば、あなたの提供している製品・サービスが、この3つのどれかを満たしていなければ、それは、お客様にとっては「価値」が無いということになる。

例えば、ガム。

ロッテのブラックブラックは、言うまでもなく、眠気すっきりガム。ドライブのときに事故にあわないように噛む。これは、生き延びたい、という欲求だ。

キャドバリーのクロレッツ。息さわやか、というのは、他人に迷惑をかけない、息のキレイな人と思われたい、という社会的な欲求だ。

ロッテのフルーツガム。これは、味を楽しみたい、という自己欲求だ。

100円のガムでさえ、そして、基本的には砂糖とゴムでできているガムでさえ、このように売れている商品は人間の基本的な3欲求を満たしているのだ。甘いゴムをかっているのではない。生き延びたい、認められたい、楽しみたい、という欲求を買っているのだ。

 

●差別化とは、よりよく欲求を満たすこと

だから、差別化とは、この3つの欲求をよりよく、または違った形で満たすことだ。だから、経営者の仕事は、まず「どんな価値を満たしたいのか」と自らに、そしてお客様に問うことが重要になる。

ここから先がマーケティング戦略だ。

人によって欲求が違う、だからセグメンテーションを行って、ターゲティングをし、それにあった製品・広告をつくり、などのマーケティング戦略を考えていくことになる。

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経営戦略の最後に、その価値を提供するにあたっての留意点を次のページで紹介しよう。

 


経営戦略 4: 価値を提供するには、強みを活かせ!

 

 

 

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