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マーケティングコラム



マーケティングなどについて日ごろ思いついたことを書いて行きます。

2005年

2005/12/18 ウェディングドレスと昆虫図鑑

テレビ東京(東京12ch)のソロモン流という番組で、神田うのさんの特集をしていた。詳しくは、エルパラのコラムに書いているが、ここでは、マーケティングネタを一つ。彼女は2004年のパリコレに発表したドレスに、蜘蛛をあしらったものがあった。上着に蜘蛛がついていて、上着を脱ぐと、下のドレスには蜘蛛の巣のような美しいデザイン、という意表をつくデザイン。

これは、どのような発想から出てきたかというと……昆虫図鑑だそうだ。ドレスを見るのに、昆虫図鑑を見る人もいないだろう、とうのさんは笑っていたが、そうだと思う。インスピレーションとは、何かを何かとくっつけることだ。ドレスをデザインするのに、花図鑑を見るのは当たり前かもしれない。それだと、蜘蛛という発想は出てこない。ドレスと昆虫、という離れたものをくっつけようとするからこそ、意表をついたモノができてくる。うのさんが、「パズルのピースがたくさんあるのに、そのピースの使い方を限定していたらもったいない。だから私は色々な使い方を考える」といった趣旨の発言をしていたが、まさにそのような組み合わせの妙を本能的に学んだのだろう。

デザイナーとしても大活躍中のうのさんだが、その発想力は、実は、王道を行った方法を本能的に使っているのだ。

2005/03/09 牛丼の単価向上策は?

客単価向上策の定番、「あと1品」戦略。この代表は、「ご一緒にポテトはいかがですか?」 ですね。牛丼ならトッピング、そして牛丼のトッピングと言えばもちろん玉子。最近は半熟などのオプションもあるようです。でも、でも、もっと適したモノがありますよ。それは、ヘルシーで、調理がラクで、牛丼のヘビーユーザーも食べ慣れているもので、そして何より、牛丼にかけてまぜても合う食べ物です……

それは、豆腐。冷や奴です。牛丼のヘビーユーザーには福音。植物性脂肪なのでヘルシー。牛丼やさんにとっては、切って薬味をのせるだけだから簡単。中年男性が食べ慣れていて、かけて食べてもおいしい。そしてそして、猫舌の私にとっては、ご飯がさめて食べやすい!!

そもそも牛丼は牛スキから肉とタマネギ以外を抜いたモノらしいので、スキヤキに入っている豆腐が入っていてもとっても自然。何でやらないんでしょうか…豆腐が傷みやすいからかな??

何でこんなこと思いついたかというと、今日うどんのはなまるチェーンで豚丼と一緒に冷や奴を頼んだので。丼ものに豆腐はおすすめですよ(私だけかな?)

2005/03/08 7-11 日清名店仕込み 山頭火

ラーメンもインスタント食品も大好きな私。今日のランチ?は7−11のカップラーメン……悲しい……と思いきや、これがうまい!! 7−11限定の日清名店仕込みシリーズの山頭火版を食べました。山頭火はオフィスの近くにもあり、好みの味なので結構よく行くのです。山頭火味、を名乗るカップラーメンもいくつかありますが、「山頭火かよ、これ…」と言うものばかりでした…が、これは違う! 麺もスープも山頭火にかなり近い! もちろんインスタントですから限界はあるにせよ、白濁したスープのとろみ、麺の味、はかなり雰囲気出ています。恐るべし、日清食品! 恐るべし、7−11。日本の競争力低下が喧伝される昨今ですが、こんなの日清−7−11の世界最強タッグにしか出来ませんよ…これ、もはやカップラーメンを超えてます。こういう細部にこだわった作りは、日本のメーカーは本当にうまいです。これなら、そのうち「フランス名店仕込み ロブション」なんて出てくるかも。あとは、日本に必要なのは、マーケティング脳、かな??

2005/03/06 マクドナルド50周年キャンペーン

今やってますね、50周年キャンペーン。フィッシュマックディッパー4個100円。「おいおい、50周年なんだから、ビッグマック半額くらいにしようよ」とか思ったんですが……よく考えてみると、マックの日本進出は70年代のはずですから、50年たってないんですね。多分レイクロックがマックを作ってから50周年ということなんでしょう。となると、あまり関係ない日本としては、「とりあえず50周年というネタを使って、フィッシュマックディッパーを拡販しよう」という意図なんでしょうか…

ちなみにフィッシュマックは、4個100円、6個231円という不思議な価格体系になっています。4個 X 2の方が、6個より安い……一緒に行った学生も、100円のフィッシュマックをいくつか頼んでガツガツ食べてました。昔、吉野家でも並2杯の方が特盛りより安いという価格体系だったことがあると聞きましたが、同じですね。集客のために、低価格メニューの価格を下げて、価格体系の整合性がとれなくなった、と。フィッシュマックディッパーの100円は期間限定ですから、この間にサンプリング代わりになればいいやという開き直りかもしれません。


2005/02/22 サービスにお金を払わないと…

今日、マーケティングセミナーを某所でやってきたのですが、そこで興味深い話を聞きました。段ボールメーカーで、中小企業のマーケティングなどをお手伝いされている方です。その方がおっしゃるには、外資系よりは日本企業の方が、「コストを下げろ」とこだわる、と。外資系の方が、サプライヤーなどから協力を得るのがうまいそうです。そして、コストを下げることに躍起になっている企業よりは、サービスに対価を払っている企業の方が伸びている、ということです。

これを聞いて、関西で活躍されている中小企業診断士さんの話を思い出しました。いわく、「大阪の低調は、サービスに金を払わないからだ。」 そのココロは、大阪人は値切りがうまい。そして、サービスのように無形なものにはお金を払わない。すると、高付加価値サービスを提供してお金をいただく会社は、みんな東京に行ってしまう。大阪に残るのは、無料でできるようなサービスを提供できる会社になってしまう。サービスでお金をとれるチカラのある会社・人材が東京に出て行く。すると、大阪で価値の高いサービスが生まれてこない。だから大阪が低調なんだ。

両者の共通点は、「サービスにお金をケチる会社は伸びない」ということですね。私もそうです。コンサルティングサービスにお金を払っていただけないなら、お客様ではありません。無料サービスはしませんから。お金をとれる価値を提供する会社・人材ほど、サービスにお金をケチる会社を相手にしなくなります。

逆に、私が買う立場になってもそうです。安くても品質に不安がある会社よりは、多少高くても安心して任せられる会社を選びます。もちろん、安いにこしたことはありません。しかし、低価格な会社に頼んで、あとで問題が起こった場合の金銭的費用・時間的費用の方がはるかに大きいです。

価値をきちんと評価して、価値が高いサービスを提供したらお金をいただく、提供していただいたらきちんとその対価を払う、というのは当たり前ですが、そういう当たり前のことが出来ている会社が伸びるんでしょうね。

 

2005/02/19 美容院の新しいサービス

今日は行きつけの美容院で髪の毛を切ってもらいました。オーナーの美容師さんに切ってもらっているのですが、美容院の最近の傾向を色々聞いてみました。

例えば、デジカメで切ったときの髪型を保存しておいて、次に来てもらうときにコンサルティングに使うサービス。これは、「ボトルキープ」に近い考え方ですね。

それから、写真を勉強して、スタジオを併設して写真を撮るサービス。モデルさんなんかの写真を撮って、売り込みに行ったりまでしてくれるようなところもあるとか。美容院の域を大きく超えてプロデュース業をしているわけですね。「女性の美」ということで言えば、普通のカメラマンさんよりは美容師さんの方が優れている場合もあるようで、美容師の強みが活きるわけです。しかも、髪の毛については圧倒的な技術・知識があるわけですから。

美容院は、「カット」「パーマ」を売っているわけではなく、「美」を売っている。その切り口で見ると、色々な周辺ビジネスがあるわけですね。髪の毛を切ったついでに勉強させてもらいました。

 

2005/02/11 吉野家の牛丼1日のみ復活

吉野家の牛丼が1日だけ復活、というニュースがばんばんとりあげられていましたね。吉野家ファンの私はもちろん行ってきました。昼はちょっと出られなかったので、夜8時ごろに…

すると、何と「完売しました」の表示……(泣) ガックリ…… 聞くと、7:30頃まではあったそうなので、30分遅れたことになります……食べられないと思うと余計に食べたくなりますが、無いモノはしょうがない…店員さんが、「しかしすごかったですよね」とカウンターで話していました…

それでも別のメニューを食べてきました。ふと見ると、カップルや女性の二人組などがいるんですね。昔の吉野家なら、考えられなかったことです。さらに、今は牛丼が無くて若干空いているので、さらに女性に入りやすくなってきたのでしょう。

吉野家は、アメリカからの輸入を再開しようという署名運動をしています。それはよくわかります。吉野家の強みは、牛丼ですから。ただ、これをきっかけに、別の戦略を模索するのも一つの手かな、と思いました。吉野家は究極の「広く浅く」戦略です。多くの人に低単価で来ていただく、と。これは、超高回転率を前提にしている戦略です。これを機に、若干深くしていく、客単価を上げていくような戦略も考えられるのではなかろうか、と。丼メニューの開発が難しいなら、サイドメニューを増やすとか、極端な話、デザートをつけるとか。

カップル、女性が多くなってきているのであれば、米国牛肉の輸入再開に備える一方で、そのようなテストマーケティングを行っていくのも一つの戦略、「災い転じて福となす」手かもしれません。通常時なら、店側の反対も大きく難しいかも知れません。しかし、今なら出来るかもしれません。

もちろんこれは部外者だから言えることで、吉野家の方は様々な努力・ご苦労をされていることだとは思います。私も1ファンとして、牛丼再開を強く望む一方で、安易な輸入解禁も避けて欲しいところです。そんな中で考えられる一つの選択肢ではあるかな、とあぶりチャーシュー丼をかきこみながら考えていました。

   
   

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